2024年5月7日に新型のiPad Pro、iPad Airが発表された。ガジェット好きにはたまらない発表会であったと思う。
特にM4チップを積んだ最高スペックのiPad Proは多才なクリエイターから魅力的な作品やコンテンツが生み出されることだろう。
しかし僕のような一般人には正直、関係のない話だ。
僕は看護師として働き、全然クリエイティブな活動はしていない。そんなクリエイティブでもなく、なんのセンスも才能も持ち合わせていない僕のiPadの活用方法について述べていこうと思う。
iPadはiPad ProのM1チップ搭載の256ギガモデルを所有している。数年前のモデルで型落ちだがそれでも高スペックiPadだ。
これを何に使っているか?
動画視聴、ネットサーフィン、仕事の勉強などだが、最も頻度が高い用途がジャーナリングだ。
ジャーナリングとは自分の思考や感情を書き出していく手法のことで「書く瞑想」とも呼ばれている。決められた時間であるテーマについて書き続けることで、心を“今”に集中させることができる。
小難しいことは置いといて、とりあえず頭の中でモヤモヤしていることを何でもいいから書き出しているのだ。
「そんなことして意味あるのか?」と思うかもしれない。
実際にやってみると分かるが、頭でモヤモヤ考えていたことを書き出すと結構スッキリする。
Goodnotes6というアプリでひたすら思いついたことを書いている。
仕事の愚痴、人間関係の悩み、今後やりたいこと、買い物リスト、テレビの感想など本当に様々だ。
そんなこと書くの?意味あるの?ってことも書く。
要は頭の中のデトックスだ。頭の中のゴミをだしてあげるイメージだ。
これで頭の中にスペースができる。すると不思議なことに新たに考える余裕が生まれる。
また書き出すことで自分の思考のパターンも徐々に分かってくる。
自分がいつもどんなことに悩んでいるか浮き彫りになってくる。それを解決するにはどうすればいいかを考えるきっかけにもなる。
僕はジャーナリングのおかげで日々のストレスをかなり軽減できている。
このジャーナリングをiPadでやるというのもかなり大事だ。
ジャーナリングは紙とペンがあればいつでも、どこでもできる。
なのに何故iPadでジャーナリングを行うのかについて述べていこうと思う。
なんでも書くからこそセキュリティを強化したい
正直、妻にもみられたくない。妻への不満も書いているからだ笑
もし、ノートに書いていたら、いつ見られてしまうか気になって余計なストレス使うを生んでしまう。
その点、iPadであればロックをかけることができるので安心して使い続けることができる。パスコード、Face IDで妻にも他人にも開くことができない。自分だけがアクセス権をもつノートを安心して使える。
無限に書き続けることができる
これはデータ容量が許せばの話であるがiPadでのジャーナリングはほぼ無限に書き続けることができる。
紙のノートを使っているといずれ最終ページに達する。毎回、買い換える必要がでてくる。
また物理的にもノートが嵩んでいく。ノートを積み上げることで自分の実績を感じたいのであれば有効だが、僕は身軽に生活を送りたい。
iPadであれば一台の中に全てのノートが集約され、コンパクトに扱うことができる。
iPadを買い替えたとしても新しいiPadにデータを引き継ぐだけで以前と同じように使える。
紙のノートだと手が止まる
以前、紙のノートを使ってジャーナリングをしていたことがあった。
大人だし奮発して2000円の少し高いノートを使っていたのだが、ページ数が有限であること、紙を無駄にしたくないという意識が生まれ、書きたいことを書けなくなってしまった。
もちろん、自身の考えを頭の中でまとめて文章化するといった一連の流れには効果はあるのだろう。
しかしジャーナリングにおいては綺麗なまとまった文章を書きたいわけではない。
思いついたことをひたすら書いていく。なので手が止まってしまう紙のノートは僕には合わなかった。
じゃあ安いノートを使えばいいのではないかと思うかもしれない。それでもページ数が有限であること、書き終えたら新しいノートを購入しないといけないことが、どうも僕には合わなかった。
iPadはコスパは最悪
かといってiPadはコストパフォーマンスに優れているかといったらそうでもない。というかジャーナリングの観点ではコスパはおそらく最悪だろう。
思考を書き出すのに5万〜10万の端末を使うなんて冷静に考えれば正気の沙汰ではない。
2024年5月16日時点で
iPad 58,800円〜
iPad Air 98,800円〜
iPad Pro 168,800円〜
となっている。
紙のノートを一体何冊買えるのだろうか。
僕がかつて2000円で買ったノートなら29冊〜84冊は買える。
ページをケチって書けないとか考えるのがバカらしくなる。
ジャーナリングだけが目的でiPadを買うのは正直お勧めできない。
iPadの魅力はコンテンツの集約
しかしiPadは他にも様々なことができる。動画視聴、電子書籍による読書、ネットサーフィン、ゲームなどだ。
これらのコンテンツを一台にまとめ、持ち歩くことができるのはiPadならではだろう。
他にも似たようなタブレットやスマホがあるかもしれないが、現状完成度が最も高く、多少高くても使い続けたいと思えるのがiPadだ。
もしデジタルノートでジャーナリングをしたい人がいたら中古でもいいからiPadの導入を検討してみて欲しい。
僕は満足のいく買い物ができたと思っている。