こんにちわ、トトです。
シンプルミニマルライフを目指して日々、思考錯誤しながら暮らしています。
皆さん、読書は紙書籍派ですか?電子書籍派ですか?
僕は電子書籍派です。紙書籍を所有すると本の管理が面倒なのと本棚を置くことで部屋が狭くなることが嫌で電子書籍端末Kindle Paperwhiteを利用しています。
KindleはiPhone、iPadアプリ、Androidアプリがあるのでスマホでも読むことができます。僕はiPhone、iPadを所有しているのでアプリを使えば読むこともできるのですが、あえて電子書籍専用端末「Kindle Paperwhite」を利用しています。
それはKindle Paperwhiteが電子書籍での読書時間を最適化してくれるからです。iPhone、iPadでのアプリで読書も試しましたが、Kindle Paperwhiteのほうが総合的に満足いく読書時間を過ごすことができました。
この記事ではiPhone、iPadを持っていてもKindle Paperwhiteを買っても良いと思うKindle Paperwhiteの魅力についてお伝えします。
Kindle Paperwhite、iPhone13mini、iPad Pro11インチを比較
僕が所有しているKindleを利用できる端末はKindle Paperwhite、iPhone13mini、iPad Pro11インチの3つです。この3つの端末を比較していきます。
Kindle Paperwhite | iPhone13mini | iPad Pro 11インチ(Wi-Fiモデル) | |
画面サイズ | 6.8インチ | 5.4インチ | 11インチ |
大きさ | 174mmx125mmx8.1mm | 131.5mmx64.2mmx7.65mm | 247.6mmx178.5mmx5.9mm |
解像度 | 300ppi | 476ppi | 264ppi |
重さ | 207g | 140g | 466g |
防水 | IPX8等級 | IP68等級 | 無し |
この3つを比較すると最大サイズ・重量はiPad Pro、最小サイズ・重量はiPhone13miniでKindle Paperwhiteはその中間に位置していますね。
これをみるとKindle Paperwhiteは中途半端な位置づけに見えるかもしれません。
Kindle Paperwhiteは中途半端
KindleはiPhone、iPadに比べて端末の性能は劣っています。処理速度は低いですし、画面サイズはiPadよりも小さく、重さはiPhoneよりも重い。
iPhoneやiPadはKindleアプリの他にYouTubeやSNS、ネットブラウジング、ゲーム等様々なことができます。Kindle Paperwhiteは読書しかできません。
しかし、この中途半端さがKindle Paperwhiteの魅力でもあります。iPhone、iPadと比較しながらKindle Paperwhiteの魅力について触れていきます。
表示領域はiPad Proが圧勝。しかし、、、
それぞれの表示領域を比較してみました。
左からKindle Paperwhite、iPhone13mini、iPad Pro11インチです。
比較の為に全て同じページの冒頭から表示し、文字サイズを最小に設定しています。
当然ですが画面サイズの小さいiPhone13miniが最も表示領域が小さく、画面サイズの大きいiPad Proが最も表示領域が大きいです。
電子書籍は使用する端末によって表示領域が異なります。小さい画面では情報量が少なく、大きい画面では情報量が多くなります。
画面の小さい情報量が少ない端末ではすぐに文章を読み切ってしまうのでページをめくる回数が多くなります。つまり読書の合間に指を動かす動作=読書の中断が挟まれます。
iPhone13miniはページをめくる回数が多く、読書にいまいち集中することができませんでした。
逆に画面が大きい情報量の多い端末ではページをめくる回数が少ないので、その分、読書への集中力が高まります。
iPad Proは画面が大きく、情報量が多いので集中して読書することができます。
Kindle PaperwhiteはiPhoneとiPadの中間に位置するサイズで、情報量でみればiPadが勝るように見えます。
しかし、実際に読書をする上で画面の情報量と同じくらい重要なのが端末の重さです。これを比較していきます。
iPad Proは重すぎる
iPad Pro11インチの重さは466gです。片手で持てないことは無いですがサイズも大きく、不安定になりやすいので両手持ちになります。
これ、実際にやってみると分かるのですが非常に疲れます。
iPadを持って読書をすると手が疲れてしまい読書に集中することができなくなります。466gの重さは結構ズッシリきます。
スタンドを使ってiPadを立てて読書することもできますが、椅子に座って読むことになります。僕はソファやベッドでゴロゴロしながら気軽に読書がしたいので、iPadでのKindle利用は向きませんでした。
Kindle Paperwhiteは絶妙な重さで片手で持てる
Kindle Paperwhiteは207gです。片手で持つことができるので非常に快適です。
椅子、ソファ、ベッドでも気軽に読むことができます。防水機能もついているので、お風呂に持ち込んで読書ができます。
集中して読書をするには片手で持てる重さは重要です。腕に負担がかからず読書に没頭できます。
iPhone13miniの方が軽いのですが、前述した様に表示領域が狭く、ページをめくる回数が増え読書に集中しにくいのがデメリットです。
Kindle PaperwhiteはiPhone13miniより重さはありますが許容範囲であり、表示領域も広く読書に集中できるのでiPhone13miniに勝りました。
Kindle Paperwhiteは画面領域、重さで読書に集中しやすい絶妙なサイズ感で設計されており、読書するには最適な端末です。
Kindle Paperwhiteのデメリット
これまでは読書端末としてKindle Paperwhiteの魅力を伝えてきましたが、デメリットにも触れていこうと思います。
Kindle Paperwhiteは操作性に癖がある
Kindle Paperwhiteは操作性に癖があります。
スマホ感覚で使用するとレスポンスの遅さやタッチ感度にイライラしてしまう人もいるかもしれません。
僕は初めて操作した際にレスポンスの遅さにイライラしていました。でも慣れてくるとこのレスポンスの遅さも気にならなくなります。
というもの、実際Kindleに求めているのはページをめくる機能が中心だからです。スマホのようにゲームやSNSをやるわけではありません。レスポンスの遅さが命取りになるような使い方はしないのです。
ただ読みたいページを一発で探すにはこのレスポンスの遅さは割とイライラします。読みたいページへのアクセスはiPhone、iPadアプリが圧倒的に使いやすいです。
カラー表示ができない
Kindle Paperwhiteではカラー表示ができずモノクロです。iPhone、iPadアプリではカラー表示されるので、色合いを楽しみたい場合は向きません。
色付きの書籍や雑誌はiPadのKindleアプリのほうが快適に使えます。
読書しかできない
Kindle Paperwhiteは読書しかすることができません。
ゲームやSNS、ネットブラウジングはできないので一つの端末で色々な操作をしたい人には向かない端末になります。
しかし読書しかできないということは読書に集中できることであると考えています。様々な通知に気をとられることなく純粋に読書ができます。
ついつい思いついたらなんでも即アクセスできるスマホの便利さは集中するという行為を阻害するので、あえて不便な端末を利用するのもありだと思います。
まとめ
それぞれ端末としてメリット、デメリットがあります。
僕は集中して読書をしたいときはKindle Paperwhiteを利用しますが、開きたいページにアクセスする等、部分的に情報が欲しいときはiPhoneやiPadのKindleアプリを利用します。
「こう使わないといけない」いうルールはありません。
自分のライフスタイルに合わせて使いやすいように使っていくことが大事だと思います。
僕はシンプルミニマルライフを目指して物を減らしていますがKindleはちゃんと役割があり、生活に欠かせないものなのでこれからも使い続けていこうと思います。
この記事が参考になれば嬉しいです。